【新唐人2014年1月5日付ニュース】昨年の暮れ、台湾の呉鳳科技大学は、日本文化への理解を深めるため、茶道の表千家の師匠、香本京子さんを招き、お手前を披露してもらいました。
浴衣姿の女子大生は、香本さんの指導を受けながら抹茶を点てて、奥ゆかしい茶道の文化を味わいました。
呉鳳科技大学 応用日本語学科 呉怡臻
「日本の茶道の特徴は礼儀を非常に重んじる点です。お茶を点てる全過程が非常に静かで厳粛です。礼儀を重視しており、台湾の茶道とは大きく違います」
茶道の文化は、唐の時代、中国から日本に伝えられたお茶から発展したと言われます。
表千家の師匠 香本京子さん
「抹茶は元々中国から来た物でして、最初は薬として日本に入ってまいりましたけれども、このように女性が主流になったのは明治以後ですね。元々は男性の物だったと思います」
呉鳳科技大学・学生 林采静
「抹茶は苦いので、飲む前に甘味を食べます。すると苦味が和らぎます。最高の味わいです」
日本人にとって茶道とは、しつけや作法を身に着け、心身を修養する伝統文化であり、人と人の心をつなぐ架け橋でもあります。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/05/atext1037334.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)